2017年10月27日金曜日

ヤマハバイク生産終了になってしまったモデルとは!?(2017 ヤマハバイク)


ヤマハのバイクが20178月をもって、9車種が生産終了になってしまいました



日本のバイク乗りの中でも人気のある
ヤマハバイク!!


9車種が生産終了したことで
ショックなバイク乗りの方がたくさんいると思います


今回は
20178月をもって
ヤマハバイクの生産終了の9車種の背景について紹介して参ります!


そして
生産終了の車種が
再びリニューアルして
復活することを祈りましょう!


ヤマハバイクの生産終了の9車種とは



・ドラッグスター400



・ドラッグスター400クラシック




SR400




・セロー250




・マグザム




・アクシストリート




VOX




BW'S




・トリッカー




この9車種が
20178月をもって
生産終了になりました


スポンサーリンク



そもそもなんで、生産終了になってしまったのか!?



それは
二輪車平成28
排ガス規制等に伴い
生産終了になってしまいました



車でも取り上げられている
排ガス規制

この排ガス規制で
バイク乗りの中でも
有名で好きな車種が
生産されなくなってしまう

ヤマハ好きの人にとってはすごく悲しいことですね


そもそも
排ガス規制って
一体何なの??

って思う人もいるかもしれません

ですので、
紹介しますが、

排ガス規制とは


自動車の内燃機関より排出される
一酸化炭素、窒素酸化物、炭化水素類、黒煙などの

大気汚染物質の上限を定めた規制のことです!



関わる法律としては
大気汚染防止法や
自動車NOxPM法や
都道府県の条例なども含まれています!


でもかなり昔の話ですが
二輪車は車体が
四輪車と比べて軽く小さいためか
排ガスの規制は無かったのです

原付1種と軽二輪は1998年の新型車から、
原付2種は1999年の新型車から、

平成10年排ガス規制の対処として
初めて二輪車でも
排ガス規制が行われました

それから間も無く
20089月には

平成18年排ガス規制がとられて
輸入車も対象になって
全車種で数値の強化が行われました

この平成18年排ガス規制は
国土交通省の発表によると
世界一厳しいレベルの規制だったようです



さらに間も無く
2012101日から
(輸入車は翌年の91日)から

平成24年排ガス規制として
日本も加わっている
『国連の車両等の世界技術規則協定』においての
二輪車の排ガス測定法が用いられ
数値の変更がされました

そして今回
2016101日から
平成28年排ガス規制として
数値の変更及び
燃料気化対策や排気系統の動作確認装置搭載が義務付けられて

平成24年の規制に基づく継続生産と輸入車の登録が
2017831日までということで

ヤマハのバイク
9車種が対象になり
生産終了となってしまったのです

とても悲しいです


平成28年排ガス規制によって
新たに追加になった項目の

燃料気化対策

排気系統の動作確認装置搭載

この2つについて次に説明していきます!


燃料気化対策について



燃料蒸発ガス規制と言われているようですが、
これは主に
車両の燃料装置から発生する気化した
『ガソリン蒸気』の大気中への放出を規制するものです!

実はこれは
日本で初導入になるものですが、

アメリカでは前から
車やバイクに規制が掛けられていました

現在のバイクには
タンクに空気抜き用の穴が設けられていて
気化したガソリンが放出されるようになっているようです


その中でも特に
外気温の上昇や
エンジン温度の上昇を受け、
タンク内に圧が加わることで
気化したガソリンが出やすくなるようになります!

これについての規制で
何らかの対策
若しくは
『チャコールキャニスター』というような浄化装置の導入が必要になってきます!



スポンサーリンク


排気系統の動作確認装置搭載について



これは
車載式故障診断装置(OBDシステム)の搭載の義務化です!

電気系統の断線などの機能不良によっての故障が起きていないかを
機械的に監視できる装置のことで

これを設置しなくてはならないというものです!!

この装置の対象となる項目の中身は

モニター類だと

・大気圧センサー
・吸気圧センサー
・吸気温センサー
・水温センサー
・スロットル開度センサー
・シリンダー判別センサー
・クランク角センサー
O2センサー
O2センサヒータ
・一次側点火システム
・排気二次空気システム

などなどの断線や故障。

また
燃料噴射補正量の監視等による燃料システムの故障も対象です!


システム系については

・故障復帰後の警報解除、故障内容の記録、走行前機能確認

・警告灯、外部診断装置との通信プロトコル及びコネクタのISO規格対応


これらの設置の義務化が行われます


これらの車載式診断装置と燃料蒸発ガス規制への対応には
相当なコストが掛かって

おまけに
つい最近バイクの全車両にABS設置の義務化もされたことにより

バイクの車体の価格上昇は避けられない状況になります

バイクの価格の高騰にも繋がってくるので
バイク乗りの人口減少が止まない今

さらにバイク乗りの人口が減少しそうな気がしますね




でも
ヤマハ側も
9車種が生産終了となってしまったことに対して
諦めてはいないようで

SR400




スポンサーリンク


・セロー250



・トリッカー




この3車種については
後継のモデルの開発が行われています!


いつ発売になるかはわかりませんが

復帰するのを心から祈りましょう!!


最後に...


今回は
ヤマハのバイク
9車種が生産終了に伴って

なぜ生産終了になってしまうのかということや

生産終了に伴って
規制が厳しくなる部分についてを
具体的に紹介して参りました!


排ガスの規制そのものが厳しくなるとともに

車載式診断装置設置の義務化と

日本で初となる
燃料蒸発ガス規制への対応について

日本や海外問わず厳しい挑戦になると思いますが、

各メーカー。

特に9車種という数多い車種の生産が終了したヤマハのバイクを
今後とも応援していこうと思います!!


一緒に
生産が終了になった車種の復活を祈って今後とも応援していきましょう!


ということで
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!

スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿